鈍色望遠鏡

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とある飛空士への追憶、への感想ほか

時間があったので最近読んだ本の感想文を書いてみます。

便宜上、点数表記を行っていますが、採点基準は自分でもよくわかりません。テキトーです。


『とある飛空士への追憶』80点
身分の低い傭兵飛空士(戦闘機パイロット)が、植民地に取り残されたお姫様を敵陣突破して本国へ送り届ける話。
まさに王道、正統派の貴種流離譚といった感じ。
正統派すぎてライトノベルとしては逆に目新しい。
飛空士・お姫様のキャラクターに好感が持てるし、伏線の貼り方、エピソードの繋げ方も綺麗。
二人の「身分違いの恋愛」の結末にも納得がいった。


『砂糖菓子の弾丸は撃ち抜けない』90点
父を亡くし、ひきこもりの兄を持ったことで「実弾」(現実的な生き方)を求めざるをえなくなった中学生の《あたし》が、有名人の父を持ち、虐待を受け、「砂糖菓子の弾丸」(夢想的な生き方)を撃ち続ける転校生の少女《海野藻屑》と交流する話。
辛く、哀しい、けれども力強い物語。
醜悪さを伴う題材を扱っているはずなのに、文章から伝わるイメージは、どこまでも美しい。
筆者の実力の高さを痛感させられる。
世の中に溢れる「現実」が、ここまで幻想的な物語になりうるのだということを知って驚いた。
あと、海野藻屑がすっごくかわいい。


気が向いたらまた書くかもしれません。

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